TopDown Engine で Rewired を使うには
「Rewired」という、様々な種類のコントローラーやキーボード、マウス、画面のタッチイベントといったあらゆる入力を簡単に管理できる、人気のアセットがあります。他の有名なアセットとの連携も多数サポートしているのも特徴で、その中に TopDown Engine の姉妹アセットである Corgi Engine も存在しているのですが、TopDown Engine は残念ながらありません。
ですが、TopDown Engine の入力システムは Corgi Engine と同じバックエンドで動いているはず。ということは、そのまま流用できるのではないか? と考え、パッケージをインポートして多少手を加えてみたら、あっさり動作するようになりました! 今回は、その方法の紹介をします。
導入手順
- TopDown Engine がインストールされている状態で、Rewired をインポートする。
- Unity の上部メニューバーから Window > Rewired > Integration > Corgi Engine > Install Integration Pack をクリックし、Corgi Engine 用の統合パッケージをインポートする。
- インポートされたスクリプトの
using MoreMountains.CorgiEngine;
をusing MoreMountains.TopDownEngine;
に一括置換する。- これでコンパイルエラーが発生しなくなります。
- Unity 上部のメニューバーから Window > Rewired > Integration > Corgi Engine > Create > Rewired Input Manager をクリックする。現在のシーンに Rewired Input Manager が生成される。
- ソロプレイ用とマルチプレイ用のものがあります。ここではソロプレイ用を使っています。
- 生成された Rewired Input Manager の Add Component から Component > Corgi Engine > Manager > Rewired Input Manager をアタッチする。
- TopDown Engine の標準の Input Manager を削除する(使用していた場合)。
これでもう、TopDown Engine の操作を Rewired ベースで行えるようになりました! 初期設定ですでに TopDown Engine のキャラクターを動かせるようになっているので、お好きなコントローラーを繋いで動作確認をしてみてください😉